社会福祉法人光寿会

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VOICE五十嵐さん(介護職員)

五十嵐さん(勤務3年目)
ケアステーションひかり/介護職員

 

その方のことを「真っすぐに考える」ということ

 

Qこちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください

Aこちらには新卒で入職しました。福祉や介護の仕事に興味を持つようになったきっかけは、中学の職場体験で障害者支援施設を訪れたことでした。障害を抱えながらも力強く生活されている皆さんの姿に胸を打たれ、支えるご家族やスタッフさんたちの温かな思いにふれました。と同時に、まだまだ十分なサポートが実現できていない社会の現実や偏見といったものも目の当たりにし、次第に深く考えさせられるようになりました。その後、普通科の高校に進学しましたが、たまたま近くに介護施設があったことでインターンシップにも参加しました。あらためて「自分がやりたいことはこれだ!」「人を支える仕事がしたい!」と強く感じました。当時の自分は介護に関する知識などは学校の授業レベルのものしか持ち合わせていませんでしたので、長期休みなどを利用して介護初任者研修を受けるなど自分なりに努力を重ねてこちらにご縁をいただくことができました。本当に「この仕事が楽しい!」と感じた純粋な思いだけが原動力で飛び込んだ世界でしたね。

 

Q現在のお仕事内容、大切に考えられていることなどを教えてください

Aここ「ひかり」には一階に70名の方が、二階には認知症の方が30名ほどいらっしゃいます。私たち介護職員は入所者様の日常的な身の回りのお世話を中心に行います。着替えなどといった毎朝の身支度のお手伝いやお部屋への誘導、食事介助や排せつ介助、入浴介助といった仕事が主です。寝たきりの方もいますが、90代の方でも杖をつきながら元気にご自身の足でしっかり歩行されている方などさまざまな方がいらっしゃいます。

私は一階を担当していますが、皆さん総じてお元気ですね。もう一度ご自宅に戻って生活できる日を目標に、入所者様のサポートをさせていただいています。ご自宅に帰りたいという思いは入所者様にとっては切実な願いです。そのためにもできるだけご自身でできることはご自身でやっていただくというスタンスを強く意識しながらサポートすることを心がけています。とは言っても、なかなかモチベーションはその日のご気分や体調によっても大きく左右されるものです。介護する側としても時間に追われがちでついつい多く手を出し過ぎてしまうこともあります。そんなときほど、「何が本当にこの方のためになることなのか」といった課題をもう一度自分の中でクリアにしながら入所者様と向き合うことを大切にしています。安全面には特に留意しながら、「見守る」「待つ」という姿勢もこの仕事においてはとても重要なことです。こちらでの生活が長期に渡られている入所者様も少なくありません。自由気ままにいつでも外に飛び出せるような私たちと違って、さまざまな制限がある中で窮屈な思いや辛いお気持ちを抱えて我慢して生活を送られている方もいます。だからこそ入所者様には楽しいことやワクワクできるようなものをひとつでも多く見つけて差し上げたいと切に願います。気持ちが上向くと自然と笑顔もほころびます。新しい取り組みやアプローチをもっともっとたくさん形にできればと日々奮闘しているところです。

 

Qこの仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

Aやはり入所者様から「ありがとう」の言葉をいただくときほど強くやりがいを感じる瞬間はありませんね。もっともっと笑顔にして差し上げたい!とやる気も湧いてきます。まだまだ些細なお手伝いしかできない私ですが、これほどまでに直接的に誰かの役に立てていることを実感できる仕事は他にはないように思いますし、この仕事に就けて良かったとあらためて思います。

 

Qこの仕事を通じて感じるご自身の成長とは?

A教科書で学んできた知識と実際の現場で必要とされる力というのは全くの別物だということを痛感しています。もちろん基本的な知識は必須ですが、例えば一人一人の身体の作りや性格も違えば、抱えられているご事情や病気の種類、体重のかけ方ひとつも千差万別です。頭の中だけで理解していたことがどれだけ役に立たないことだったのかを思い知り、入所者様と実際にふれあうことで感じることを大切にしなければと日々思います。

以前の自分は何かをやりたいと思ったら、自分の思いばかりを優先するようなタイプでした。でも介護の現場というのは、何かをしようと思ったら自分だけの力でできることなんてほんのわずかしかなくて、チームプレーの大切さや周りにいる人たちの思いにもしっかりと耳を傾けることの大切さを痛感します。仕事の質にも直結しますし、何より人を支えるということは大勢の力が必要なことです。自分の仕事が終わっても周りを見渡して自然と手伝おうとする先輩たちの姿にハッとさせられたり、どうすればもっと効率的に業務を回せて考える時間を作り出せるかといったところにもおのずと目が向くような自分に変わったような気がしています。

 

Qこれからの目標や達成してみたいことはありますか?

A「家に帰りたい」という思いを一人でも多く叶えられるようにこれからも力を尽くしたいと思います。そういった意味でもまだまだ知識も技術も勉強しなければならないことばかり。笑顔だけでなく言葉遣いや声のトーンなどもとても重要な要素です。細かい部分にも配慮しながらもっと丁寧なケアを実現できればと思います。目下、介護福祉士の資格取得に向けて勉強中の私ですが、ゆくゆくはケアマネジャーの資格にも挑戦できればいいですね。

 

Q職場の風土や雰囲気を教えてください

A一階を担当している介護職員は現在15名ほど。シフト制でメンバーが変わります。みなさん明るく何でも話しやすい先輩たちなので安心して仕事に取り組めています。新人担当の先輩だけでなく、気づいたことがあれば都度チームのみんながアドバイスしてくださいますし、わからないことがあれば誰に言ってもすぐに解決しようと動き出してくださる心強さがあります。介護の現場は女性ばかりといったイメージもありますが、ここは男性スタッフも多くフレッシュなパワーが溢れています。申し送りもしっかりと文書にして確実に伝達することをみんなが意識していますし、勉強会などの機会も豊富に設けられています。

 

Q「この仕事に向いている方」「一緒に働きたいと思う方」を教えて下さい

A私自身、入職当初は特別な知識は何も持っていなくて、それでも「この仕事をやってみたい」という思いで飛び込んで今少しずつ学びながら楽しく仕事ができています。誰かのために懸命に力を尽くせること、真っすぐにその方のことを考えることの楽しさをこれほどまでに体感できる仕事は他にはないのではないでしょうか。思いやりの気持ちを持てる方、お話し上手な方にはとても向いている仕事だと思います。「人が好き」という気持ちがあれば誰でも楽しめる仕事です。

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