料理リハビリで手打ちうどん&お稲荷さんづくり
11月17日(月)デイでは、利用者の皆さまと”手打ちうどん”と”お稲荷さん”作りに
挑戦しました。
まずは、うどんの生地をこねる作業からスタート。

生地を手のひらでこねる動作は、手指の巧緻性・握力向上・腕の運動にもなり、皆様真剣に
取り組まれていました。
ある程度こねられた生地は、コシを出すために足で踏んでいきます。

袋が破れないように気を付けながらグイグイ踏んでいきます。
次に少し休ませた生地を伸ばして切る工程へ。

生地が柔らかく、重ねて切ることが難しくなってしまいましたが、皆さん集中して切っていました。
「昔、家でやったわ」「あら、太くなっちゃった」と笑い声も聞こえてきます。
太さをそろえながら切る作業は、目と手の協調性・集中力のトレーニングにもつながります。
同時進行で、お稲荷さんも準備をしていきます。
酢飯を詰める動作は、指先の細かい使い方の訓練にもなり、皆さん丁寧に仕上げてくださいました。

完成したうどんとお稲荷さんを皆さんでいただきました。
うどんの麵にそれぞれ個性があらわれ、「これも手作りの良さだね」と笑顔あふれる食事時間となりました。
自分で作ったものを味わう体験は、意欲の向上や食事動作のリハビリにつながる大切な時間です。

食後のレクリエーションでは「テーブルシューティング」で楽しく運動をしました。
ストーンを押す動作は上肢の運動や力加減の調整に役立ち、応援の声が飛び交う大盛り上がりの
レクリエーションになりました。

料理もレクリエーションも、楽しみながら身体を動かし達成感を得られる大切なリハビリ活動です。
これからも皆様の意欲や笑顔につながる取り組みをつづけてまいります。
※写真の掲載につきましては各関係者様の了承を得ています。




